齋藤彰のブログ
2010年2月28日日曜日
津波警報
津波警報でのテレビ画面10時30分頃。
(画面に黒帯が走るのは避けられませんね。)
大過なく過ぎればいいのですが。
稲村ヶ崎の火
今朝は、南米に地震があったとのニュースがあり、それによる
津波警報が連続して放送
されています。
津波と云えば、その昔、小学校で教わった「稲村ケ崎」が思い出されました。今回は、状況が違うとは云え、地震による津波との点では一致しています。
その「稲村ヶ崎」のハナシとは下記のようなす筋書きですのでお読み下さい。
「これはただ事ではない。」
とつぶやきながら五兵衛は家から出てきた。今の地震は別に烈(はげ)しいという程のものではなかった。しかし長いゆったりとしたゆれ方と、うなるような地鳴りとは、老いた五兵衛に、今まで経験したことのない不気味なものであった。五兵衛は、自分の庭から、心配げに下の村を見下ろした。村では、豊年を祝うよい祭りの支度に心を取られて、さっきの地震には一向気がつかないもののようである。
村から海へ移した五兵衛の目は、忽(たちま)ちそこに吸い付けられてしまった。風とは反対に波が沖へ沖へと動いて、見る見る海岸には、広い砂原や黒い岩底が現れて来た。
「大変だ、津波がやって来るに違いない。」と、五兵衛は思った。このままにしておいたら四百の命が、村もろ共一のみにやられてしまう。もう一刻も猶予(ゆうよ)はできない。
「よし。」
と叫んで、家にかけ込んだ五兵衛は、大きな松明(たいまつ)を以て飛び出してきた。そこには取り入れるばかりになっているたくさんの稲束が積んである。
「もったいないが、これで村中の命が救えるのだ。」と五兵衛は、いきなりその稲むらの一つに火を移した。風にあふられて、火の手がぱっと上がった。一つ又一つ、五兵衛は夢中で走った。こうして自分の田のすべての稲むらに火をつけてしまうと、松明を捨てた。まるで失神したように、彼はそこに突っ立ったまま、沖の方を眺めていた。
日はすでに没して、あたりがだんだん薄暗くなってきた。稲むらの火は天をこがした。山寺では、此の火を見て早鐘をつき出した。
「火事だ。庄屋さんの家だ。」と村の若い者は、急いで山手へかけ出した。続いて、老人も、女も、子供も、若者の後を追うようにかけ出した。
高台から見下ろしている五兵衛の目には、それが蟻(あり)の歩みのように、もどかしく思われた。やっと20人ほどの若者がかけ上って来た。彼らはすぐ火を消しにかかろうとする。五兵衛は大声に言った。
「うっちゃっておけ。-大変だ。村中の人に来てもらうんだ。」
村中の人は追々集まってきた。五兵衛は、後から後から上ってくる老幼男女を一人一人数えた。集まって来た人々は、燃えている稲むらと五兵衛の顔とを代る代る見くらべた。
その時、五兵衛は力一杯の声で叫んだ。
「見ろ。やって来たぞ。」
たそがれの薄明かりをすかして、五兵衛の指さす方を一同は見た。遠く海の端に、細い、暗い、一筋の線が見えた。その線は見る見る太くなった。広くなった。非常な早さで押し寄せて来た。
「津波だ。」
と、誰かが叫んだ。海水が絶壁(ぜっぺき)のように目の前に迫ったと思うと、山がのしかかってきたような重さと、百雷の一時に落ちたようなとどろきとを以て、陸にぶつかった。人々は我を忘れて後ろへ飛びのいた。雲のように山手へ突進して来た水煙の外は、一時何も見えなかった。
人々は、自分等の村の上を荒れ狂って通る白い恐ろしい海を見た。2度3度、村の上を海は進み又退いた。
高台では、しばらく何の話し声もなかった。一同は波にえぐり取られてあとかたもなくなった村を、ただあきれて見下ろしていた。
稲むらの火は、風にあふられて又もえ上がり、夕やみに包まれたあたりを明るくした。始めて我にかえった村人は、此の火によって救われたのだと気がつくと、無言のまま五兵衛の前にひざまづいてしまった。
2010年2月27日土曜日
物凄い木
以前アップした記憶もあるのですが、マルとの散歩道では お馴染みの場所。
然し、ともあれ、文字通り「物凄い木」ですよね。
おめでたい像
ひょいと検索して出て来た
おめでたい
画像。
どちら様でしたか忘れました。
2010年2月26日金曜日
雨の日も風の日も----。
雨の日も風の日もマルの散歩は続きます。
寒風吹きすさぶとなると堪えますが、今日は寒くないのが助かりました。
小沢一郎氏
何かと話題になる方です。その表情と豪腕ぶりに衆目が集まるのでしょうか。
ただ、このような、誰から見ても悪党ズラ?をしている御仁よりは、お利口さんを看板にしているような目立たない悪等にも注目するべきだ-----とかの論調を目にした事があります。
そう云われてみると、いろんな世界には、紳士風の 一見 ホトケらしき隠れ悪党がワンサといるような感じを受けるのですが、いかがでしょう。
2010年2月25日木曜日
梅便り
友人の「まるさん」からの梅便りです。
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今朝開花の一番乗り太郎君に続き二番乗り、花子がPM12:30開花
これからは次々と開花の予定です。満開時までしばらく
間をおきます。よろしくです。
まるさん
E-Mail
tomato835@kej.biglobe.ne.jp
Home P
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tomaru
梅観測
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tomaru/ume4.html
2の多い日でした。
数日前となりましたが、その日の新聞に「2の多い日」とありましたので載せてみました。
但し、別に どうのと申す程の大ニュース?でもなかったですね。
2010年2月24日水曜日
パソ室
畳の部屋に、専用の台を置き、マックとウインドウズを並べてセットしてあります。
通常はマックのみで、ウインドウズは予備です。
マックを修理に出した今回は、ウインドウズが活躍しました。但し、アップはマックだけとしてあります。
家内の絵
家内の絵が雑誌に載ったのだとか。
-------- 以下
2010年2月23日火曜日
雪の日
先日の雪の日の写真です。
日陰は この通りの極寒のサマですが、向こうの日向の方は、既に暖かい春の景色でした。
道路は、この通りのビシャビシャで風情がありませんでしたね。
久しぶりの雑木林
カメラを持っての散歩は久しぶりでした。
猫に紐をつけて散歩している小母さんにもお目にかかりましたね。
お知らせ
pc 修理のため期間中アップ出来ませんした。
修理も完了しましたので、近々改めてスタートしますので。
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