これは昭和20年7月30日の新聞ですが、内容は その時に出されていた「ポツダム宣言」を黙殺する、です。
但し、その記事は あまりにも小さく、現物の紙面を見ても、探すのに苦労する程。
(因に、これらの新聞は後年 手に入れたもので、その当時保存のものではありません。)
ただ、黙殺せざるを得なかった理由も判るのですが、ここでそれを見送ったばかりに広島長崎への原爆投下に結びついたわけですから、いかんともし難い決断でしたね。
それにしても、紙面の左端あたり、B29 三百四十機各都市焼爆 青森市へ120機、だの、と物凄い記事ですよ。
日本軍、日本政府、加えて 国中すべて、何のテも打てず、只々 もう やられっ放しだったのです。
因に、この読売報知は、東京都京橋区築地三町目一番地 とあるので、その当時も爆撃では焼かれずに頑張っていたのでしょうか?。
ただ、思うに、仮にそうだったとしても、印刷出来た新聞を、全国へ配送する事は殆どムリだったのではありませんか?。
私の方は、さすがこの「黙殺」の新聞切り抜きはありません。その頃からは、いきなり8月15日へと飛んでいます。
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