2010年12月13日月曜日

あの頃の今頃

  

 

 
プリンスオブウエールズ号はイギリスの戦艦で、大平洋戦争の緒戦で、日本軍によりマレー沖で撃沈されました。緒戦での大戦果に国中 万歳の声が巻き起こりました。小学校2年生の時でした。

 その光景を描いた「松添猛 画伯」の絵を見て、私が描いた絵は数十枚になるのではないかと思いますよ。勿論 すべて どこかに消えて手許にはありませんが、たった一枚、3 年生の時のが残っていました。たまたまノートに描いたので、残り易かったのだと思いますが。

 ただ、これは画伯の絵を見て描いたわけではなく授業中 こっそり描いたものです。もう ソラ で描ける程アタマの中に染み着いていたのです。上手いか下手かではなく 時代を読み取って下さいませ。授業中に しっかと描いている程に このニュースで受けた印象は強烈だったのです。

 但し、ソラで描いたせいもあって、飛んでいる飛行機の位置も違っているし、ユニオンジャックの旗も忘れていますね。ただ、左上の飛行機は 描くつもりだったものを、タイムアップで それっきりになってしまったものでした。

 ※ この絵では、はっきり分りませんが、絵の右端に近く、はるか彼方には沈み行く同僚艦「レパルス号」が描き加えられてあります。

●ともあれ、この作戦の成功から、東洋史に於て、白人支配の300年にわたる歴史を ともかくも覆し「アジア人のためのアジア」と叫ばれていた 合い言葉の一つを、この戦いに於て 事実として実現したとの事。アジア史上 それは画期的な大勝利と叫ばれました。

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