2011年4月2日土曜日

人類の進歩

 
 

 人類はアフリカで誕生し、そして進化しながら北上し各地に拡散して行った・・・と、 これが通説のようですが。

 他の生物には、そんな例はあるのだろうか・・・あるのかな。 

 疑問に思うのは、何故北上したのか、と云ったところ。かなりの無理を覚悟して、わざわざ寒い方に行かなくてもアフリカに留まっていても結構だったのではありませんか?・・・それでは絶滅するだけだって?・・・・仕方がないでしょうね。それが宿命だったとすれば・・・・。
       
 ともあれ、その後、文明を獲得してから近代まで、北へのコースを目で辿ってみても・・・エジプトから、北へと向かって一直線、 ギリシャ、ローマ・・・そして、ポルトガル・スペイン、更にフランス・ドイツ、イギリス・・・モスクワ、と、こうですよ。
 とにかく北へと一直線・・・これ等など どうしてなのか考えも及ばない軌跡ですよね。
 
 その理由としたら、人間の脳は当初から磁石の能力も持つており、その磁力によって極の方に吸い寄せられて行った?・・・・テ な理屈もあるのだとか。
 もし、それが備わっていなかったなら、どうなったか?・・・アフリカ生存に執着したまま、とっくに絶滅していたのかも知れません。体型的には ライオンや虎は勿論、サルにもゴリラにも及ばぬ貧弱な肉体しか持ち合わせていませんからね。とにかく「磁石付きのアタマ!」で結構だったと思いますよ。


 ただ、北に行き着いたらどうなるのでしょう。今度はクルリとひっくり返って 南へと向き直るのかな。
 確かに、目は 欲得からとは云え、南へと向け ウランとか石油資源等を主として更に凝視している時代が来ている気配もする・・・。
 
 もうひとつ別件ですが・・・・。
 それは、もし地球の地軸が23.5 傾いていなかったら、地球の気候には、緯度別の違いは生じても、それぞれが四季の変化を受ける事はない・・・となるのですが、これは欲得なしに、実に云い得て妙な自然の配慮?だ と感心する次第。
        
 更に 加えて、地球から太陽までの距離、それは約15千万キロなのですが、この数字が わずか0.1パーセント違っただけで人間をまっ先にして地球上の生物が全滅するキワドイ数値との事。
    
 ・・・・となると、何もかも、単なる偶然による絶妙なバランスの上に乗っかって、現在の全生物を含め 我々が生存している、と云う その際どさに最敬礼するのです。
 だからこそ 猿の世界にも無い宗教なるものを生み出して この世の有り難さを知らしめ、一方で疑問やら苦しみをキャンセルさせる役目を果たさせているのでしょうが。
    
 勝手に絵を お借りしましたが、ご免なさい。そんな絵を拝見して一筆カキコした次第でした。

------------------------------------

 ※ 以上は、かなり前に載せた文面で、そのコピーを残しておいたものからです。

0 件のコメント:

コメントを投稿