私が山形の我が家を出たのは、高校卒で福島の方へ就職した時、尤も、就職後 それ程経ないで東京で大学生活を送る事になったわけですが-------この写真は、それから何年後くらいか、ともあれ、山形に行って、どうなってしまったか見に行った時だと思うのですが。
この時は、もう我が家の家族は ここを引き払っていたので、誰も住んでいませんでした。
向かって右隣は、棟続きのお隣さんでしたが、こちらも誰も居らず、引き払ったあとでしたね。
--------それにしても “ 故郷の廃家 ” とは、よくぞ申したものです。
玄関を入ると、どこがどうなっているのか、思い出はギッシリ詰まっていて、何もかも承知していたわけですからねえ〜。
現在は、どなっているか?--------調べてみると、市内全体に区画整理が行われ、全く違った地図が出て来るので、この廃家も、とっくに、そして永久に地上から去ってしまった事でしょう。
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故郷の廃家(こきょうのはいか)
いくとせふるさと きてみれば さくはななくとり そよぐかぜ かどべのおがわの ささやきも なれにしむかしに かわらねど あれたるわがいえに すむひとたえてなく |
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