2012年3月20日火曜日

“ 早春賦 ”


 

 
 春は名のみの 風の寒さや
 谷の鶯 歌は思えど
 時にあらずと 声も立てず
 時にあらずと 声も立てず

 氷融け去り 葦は角ぐむ
 さては時ぞと 思うあやにく
 今日も昨日も 雪の空
 今日も昨日も 雪の空

 “ 題名の「」とは漢詩を歌うこともしくは作ることを指し、「早春に賦す」が原義である ”(wikipedia)。

0 件のコメント:

コメントを投稿