2012年5月14日月曜日

毛唐(けとう)

毛唐(けとう)は、本来は「毛唐人(けとうじん)」といい、毛色の変わった人たち、あるいは外国から来た人という意味。
 勿論、差別用語  です。



「けとう(毛唐)」の代表格の人物と云えば、真っ先に頭に浮かぶのは この方、つまり「ルーズベルト大統領」でしょうか。
なにせ開戦当時の敵方のトップでしたから〜。

ただ、この言葉は、かなり古い言葉だったと思うので、当時の私共ですら滅多に使用する事は ありませんでした。

そんな事もあって、終戦後、中学時代のある日、学校に米軍からの視察があるとの事で、全員教室に待機していたとき、とある生徒から「-----ケトウさんが見えられました〜」との連絡があって、爆笑した事がありましたよ。

但し、全員が笑ったか、と云えば そうでもなく、無言の生徒も居た事を思うにつけ、何分の一かの生徒は 別に笑う必要のない言葉として受け取ったのでしょうね。

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