白壁の土蔵と云えば〜〜------
その昔々 我が家の近くに その土蔵があって、そこからは いつであれ ピアノの音が聞こえていましてね。
-------そんな場合となると、何かしら 細身で顔の白い無口の美貌少女が弾いているとか、そう思ったりして------ その少女も、やがて 肺病になったとか、とのウワサが出て、それっきりでハナシもオシマイになったりして--------と、まあ〜まあ〜そんな筋書きがここにもあって不思議ではないだろうとかとか、そんな気持ちで聴いていましたよ〜。
「月光の曲」が、勿論中身は違ってはいましたが、教科書で教わりましたしね。
----------- 残念なのは、まもなく、ピアノの音の主は、細身の美貌少女で あらずにして、師範学校に行っている その家のお兄さん-------と聞き、更に、弾いていたのはバイエルの最初の方であったと、これまた聞き及んで、ステキな夢も 簡単にオワリとなった次第でした。
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