2015年12月11日金曜日

氷雨降る朝 ーー


 耳を澄まして聞こえるのは、ぽつりぽつり との 雨垂れの音だけですね-------。


 目の前のベランダの、床に写った格子の 淡い影 〜。

---------- それだけとは申せ、まあ〜まあ〜この季節での、 それなりの 冷たさを感じる影 、と そう申しても 然るべきでしょう〜。



見上げれば、無情の雨に、ぐったりと  項垂れる(うなだれる)文字通りの枯れ葉で -----。


雨滴を浴びた この花も、小さな  小さな  白い宝石を 身に纏っているように  見えたり  映ったり 感じたり------ と、ここでは、誰であれ、そんな気持ちで見るかもなア〜。

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