2012年5月15日火曜日

万朶(ばんだ)の桜



1.万朶(ばんだ)の桜か襟の色 花は吉野に嵐吹く
  大和男子(おのこ)と生まれなば 散兵戦の花と散れ

2.尺余の銃(つつ)は武器ならず 寸余の剣(つるぎ)何かせん
  知らずやここに二千年 鍛え鍛えし大和魂(だま)

3.軍旗をまもる武士(もののふ)は すべてその数二十万
  八十余ケ所にたむろして 武装は解かじ夢だにも

 ------以下 略

  この歌は、開戦以前から、近くの陸軍聯隊で歌われていた歌でしたね。
 風に乗って、大部分の市内で聞こえたと思いますよ。

 後年、この歌が労働者の歌でもある、と知って驚きました。 “ 聞け万国の労働者 ~ ” で始まります。

 又 その昔の東京第一高等学校の寮歌でもあるのだとか・・・・何か、それぞれ ミスマッチのような感じもしますよね。

  ※ 歩兵の襟章の色は、緋色から「万朶の桜」。 万朶は「万の花」のこと。緋色は深紅色、八重桜の色?〜。



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