終戦

終戦が告げられたのは８月１５日の昼頃、まあ〜これで ひとまず安泰だ〜〜とは誰しもが思った筈ですが、確かに敵からの攻撃は無くなったわけで、その意味では平和な世界が齎されたと、それは正解だったでしょうが、生活苦を含めた社会全般にわたる塗炭の苦しみ！〜は、 そこから始まったような気がしますね。
　まあ〜早いハナシが、国の権力なるものが消滅してしまったと同然で、それ故に、社会秩序が保たれなく国の秩序が乱れに乱れた時代〜〜そんな社会がスタートした〜〜と云った感じだったかな。

　それはそれ、終戦が確定した８月の１５日の、その翌日の早朝、まだまだ真っ暗な頃、私は祖母と一緒に疎開していた米沢から山形市に帰るべく停車場へと急いだのでした〜。

　その時に仰いだ東の空に、眩しいばかりに輝いていた星がひとつ〜明けの明星、 金星、 その金星が燦然と輝いていましたね。

　忘れられない輝きとして今に至るもキチンとした記憶として残っていますよ〜。