2012年8月15日水曜日

電灯の傘


戦争中は、夜になっても電灯の明かりが外に洩れないように、専用の風呂敷を被せていたのですが、戦争が終わったとなって、もう 風呂敷を被せなくともよかろう、となったものの、もしや、違っていたとなったら大変だ、と数日間は被せていた記憶がありますね。

なにせ、気の小さい母ちゃん婆ちゃん連中だけなわけですから、今になれば御愛嬌くらいで済ませる事だろうとは思いますが、当時は、それだけで、どうしたら良いのか、それすら自分達では出来ない、と、まあ〜哀れな大日本帝国臣民に成り下がっていた次第でした。

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