2010年4月24日土曜日

土門拳


 写真家。山形県酒田市に生まれる。リアリズム写真を確立した写真界の巨匠。報道写真の鬼と呼ばれた時代もあり、その名は世界的に知られている。
 ライフワークであった「古寺巡礼」は土門の最高傑作とされ、特に著名であるが「室生寺」「ヒロシマ」「築豊のこどもたち」「古窯遍歴」「日本名匠伝」ほか数多くの作品をのこし、いずれも不朽の名作群として名高い。
 土門拳の芸術は、日本の美、日本人の心を写し切ったところにあるといわれ、その業績に対する評価はきわめて高く、1943年に第1回アルス写真文化賞を受けたのをはじめ、多数の受賞に輝き、1974年に紫綬褒章、1980年に勲四等旭日小綬章を受けた。1974年酒田市名誉市民第一号となった土門拳は、自分の全作品を酒田市に贈りたいといわれ、酒田市はこれに応えて1983年、
土門拳記念館を完成した。
 1979年に3度目の脳血栓で倒れ、以後11年間意識不明のまま入院生活を続けたのち、1990年9月15日80歳で死去した。
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 写真家と云えば、ナンバーワンがこの土門拳でしょう。

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