2012年4月14日土曜日

この戦争は負ける〜

 この戦争は負ける---とは開戦の頃 周囲から よく聞かされた言葉でしたね。開戦の頃ですから、連戦連勝の頃ですよ。
 とにかく連戦連勝の頃に、どうして そのような声が聞こえていたものやら、当時としては全く理解出来ませんね。

 ただ、その後思うようになったのは、普通の人間であれば、何事もバランス感覚からと云うべきなのか、どっかに、正反対の事象を据えておかないと、
仮に、いざ その時となると、盲目同然となり、的確な判断が下せなくなってしまう、何事も一歩下がった視点から見つめておいてこそ、万が一の時に
慌てふためく必要がなくなる---との鋭利な感覚をも持ち合わせていたのだ---と、なるのでしょうね。

 蓋し、明白な心理からですよ。それは、かなり高度な思惟感覚であったとも云うべきでしょうね。
 事実、戦況が反転して、日本の敗北は必至、との頃を迎えても、これぞと云った混乱は生じなかったとは事実だったですから〜。
 更に、明白に、日本人は敗戦を迎えるに当たっても、そうであったればこそ、さしたる混乱も無しに、キチンとした正常な神経のもとで、敗戦を受け
入れる事が出来たのだとも云える所以ではありませんか?。

 以上、少かからず ムズカシイ 日本人の心の問題ですから筆不足はヤムを得ませんが、ともあれ、さしたる混乱も生ぜずにして終戦を向かえたその事に
最敬礼をしたい、と、それがここでの結論だ、と云う事ですよ。

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