2011年4月26日火曜日

五徳

 
 

 字を見ると一見意味が有りそうな感じであり、無理に五つの徳を上げる向きもあるようだが語源は次の通りである。昔から囲炉裏において鍋やで煮炊きをするときは、自在鈎を用いるか又は五徳を用いる。五徳は初めは3足で、輪を上にして用いた。これは古くは竈子(くどこ)と呼ばれたもので、古代の鼎に由来するものである。五徳が発生したのは安土桃山時代と思われる。すなわち、茶道の始まりと共に室内で用いる小型の炉「茶炉」又は「風炉」があらわれ、この時竈子を今までとは逆にし、爪を上にして使われるようになった。これにより「くどこ」を逆にして「ごとく」と呼び、五徳の字を充てたものである。形もいろいろなものがあり、千利休時代の與次郎作で爪が、まむし頭、長爪、牛爪、方爪などが造られたという。
 ---------- 以上検索より
 いずれにして、妙な名称がついたと思う反面、これらの語源には正解たる正解は存在しないのではないかとチラと思いましたが。

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