考えてみれば、私共が戦時中に教わった歴史教育となると、どれもこれもがウソで塗り固めれた歴史でしたね。
改めて、それ等の中身を紹介するのは止めますが、いずれにせよ途方もない日本歴史をマトモに教わっていた次第でした。
神様が高天原(たかまがはら=空の彼方)から、なにやら棒のようなもので海を掻き回して、その雫が垂れ下がった八カ所を日本の国とした--------そして、それを「大八島」と名付けた--------それが 宗教の上での宗教教育ならいざ知らず、マトモに国家の歴史として信じるように要求されたところで、まさに子供騙しでしたね。
更に、蒙古軍来襲の危機では、たまたま二百十日の嵐に遭遇したために敵軍は総退却したのにも拘らず、それを「神風」と位置づけて、崇め奉った-------思えば、これなどは噴飯モノ!でした。
加えて、歴史は、すべて天皇家の歴史から敷衍された内容のみ、当然ながら国民は全くツンボ桟敷に置かれた滑稽としか云いようのない荒唐無稽な歴史でした。
それらが進駐軍の命令でキチンとした歴史に改めるように要求されたのが、昭和21年3月15日の新聞で初めて知らされたのでした。
それにしても、日本史の改変は進駐軍の命令があったればこそ、の改正であって、日本人独自では出来なかった事が今でも悔やまれる次第。
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