2010年12月29日水曜日

溢れる涙

 

「溢れる涙」は、シューベルトの「冬の旅」の 6番目の曲。名曲中の名曲でしょうね。
 私共はドイツ語そのままで聞いていますが、勿論 日本語の訳で歌われる事も屢々です。
 因に、その日本語訳を載せてみました(上)。

 ◉更に別途の訳もありますので、それが下記です。

 雪よ、僕の気持ちはわかっているね、
 どこへ流れて行くのか言ってごらん?
 ただ僕の涙についていけばいいんだよ。
 すぐに小川がおまえを抱きとってくれる。

 小川と一緒に町を流れぬけるんだ、
 活気のある通りに入ったり出たり。
 僕の涙の燃え上がるのが感じられたら、
 そこが僕の愛する人の家なのだ。

 ◉更に更に、別途検索からお借りしたのが下記です。

 沢山の涙が僕の目から
 雪の中に落ちた。
 冷たい雪片が渇いたように
 熱い悲しみを吸い込んでいる。

 草が芽吹こうとする時には
 暖かい風が吹いてこよう。
 氷は割れてばらばらになり、
 やわらかい雪は融けて流れよう。
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 どれが正しい訳なのか、それは別として、各訳が違いすぎるのもいかがなものか、とも思うのでが--------------。          

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