2014年5月13日火曜日

日本精神研究


これは、終戦となってすぐの頃、私の小学校の担任の先生から、在校時に、何の気もなく受け取った紙袋でしたが、その表題に驚いて捨てずに その後 50年〜程?〜残しておいたもの。
なにせ「日本精神研究」でしたからね。

結末はどうだったか。
それは戦時中の時の事、その担任の先生のもとには、当時の満州から派遣された見習いの先生が居って、寝泊まりもそうなら、それ以外は、いつであれ、我々の教室の後ろの方に机を置いて、我々と一緒に勉強されておった、と、そんな事がありましたね〜。
當然ながら、日本の教育を知るために派遣されて来た当時の満州からの要員のようでした。

この袋の表題「日本精神研究」は、その満州からの先生の宿題であった?項目で、我々の先生が、その満州人に代筆で書いて差し上げた時の袋で、何の気もなしに、放っておいたもののようでしたナ〜。

まあ〜そのうち敗戦となり、その満州の先生も、かなり無理をして中国に帰ったとの事でした。

その事柄は、後年、先生が出された回顧碌に詳しく書かれてありましたヨ!〜。

さても、中身の方は、どうされたかは不明でしたが、その袋だけが何の気なしに私の手に渡された〜と云ったところでしたので〜。

それにしても、その時の担任の先生も、加えて、満州に帰った先生も、今ともなれば、もう誰も彼もが、居なくなってしまったでしょうなア〜(涙!〜)。

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