2012年12月24日月曜日

すめらみくにのもののふ


戦争当時の私の兄(18歳)
予科練での正装姿

これぞ、“ すめらみくにのもののふ”  の姿ぞよ〜。

終戦と同時に、鹿児島県鹿屋市の特攻基地から帰って来ましたが------。

すめらぎ(天皇)
すめらみくに(天皇の統治する国、日本の事。)
すめらみこと(皇尊/天皇)
すめらみくにのもののふ(日本の武士)

私どもが小学校で教わった天皇軍人等に、これらの言葉が付加された例は多数ありましたね。
 ただ「すめら〜云々」の言葉そのものには、重厚感もなく、何やら ねばねばした薄っぺらい感触を抱いて使用していましたよ。

これって、そもそもが、どっか古代の外国語ではなかったのでしょうか〜。

以下〜

 明治16年(1883年)3月28日『小学唱歌集 第二編』
 皇御国  加藤司書 里見義

一 皇(すめら)御国(みくに)の、武士(もののふ)は、
  いかなる事をか、つとむべき。
  ただ身に持てる、真心(まごころ)を、
  君と親とに、尽(つく)すまで。※ ここでの  君  は天皇陛下を指す。
      
二 皇御国の、男子(おのこ)らは、
  たわまず 折れぬ、心もて。
  世の生業(なりわい)を、つとめなし、
  くにと民とを、富(と)ますべし。
       .
 註;※ 大東亜戦争時代に歌われた歌で、教科書にも載りました〜。
                詩吟調のメロデイが加えられていましたね。

.    ※兄の場合は特攻として待機していながら、乗るべきヒコーキが無かったとの事。

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