“ 種まく人”

　

　ミレーの「種まく人」

　この場合は、文字通り 種をパラパラ蒔いているだけで、あとは知らん----- と云った風情。

　目線は畑ではなく、アサッテの方を眺めているだけ、蒔いた種など、どうでもよいと云った表情よ。

　----------とにかく雜 ！。

　

　

　このへんで見かける種蒔く人。

　あらかじめ種が入る穴を作って、そこに種をキチンキチンと入れていく方式です。上とは、丁寧さが全く違っています。

　つまり「種を蒔く」のではダメで「種を土の中に入れる」のが本来のあるべき姿だと思いますよ。

　日本の農業が、すべてに於いて、いかに丁寧かが分かると思いますが？。

　ミレーの描いた「種蒔く人」が日本に来たら 袋だたき！に遭いますよ！。“ 根性がけしからん！！” とネ。