ガダルカナルを占領した米軍は、その後、飛び石伝いにサイパンそしてフイリピン、硫黄島、沖縄、へと進んでい
ったので途中にあるラバウルは完全に置き去りにされてしまい、スッポかされたまま終戦を迎える事になってしまい
ました。
ともあれ、ラバウルは随分と聞かされた激戦地であった---との記憶が強く残っています。
いつだったか、ラバウル展示会(?)が開かれて見に行ったことがあったのですが、無惨な遺品の中に、なんと、
立派な蝶の標本集があったのに驚いたことがあります。明日をも知れぬ生死の境の中で、どうしてそんな蝶の標本を
何箱も作れたのか、不思議な気持ちに襲われたものでした。
(その作者は死んだ、と書かれてありましたが。)
それにしても、あの蝶の標本の凄さ---妖しい光を放つ南方産の、大型のアゲハの輝きは今でも眼について離れな
いでいます。
-----------その時の蝶の標本ですが、検索で拝見出来ました。
下記、ラバウルの唄は、当時 随分と歌ったものでしたね。勿論 今でもキチンと歌えますよ。
作詞:若杉雄三郎
作曲:島口駒夫
1
さらば ラバウルよ また來るまでは
しばし 別れの 涙がにじむ
戀し懷し あの島 見れば
椰子の 葉かげに 十字星
2
船は 出てゆく 港の沖へ
いとし あの娘の 打ちふるハンカチ
声をしのんで こころで泣いて
両手 合わせて ありがとう
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