2012年11月6日火曜日

戦後初の総選挙

昭和21年4月10日執行

これでは読めないですね。
載せたのは関東信越のみ。
ここでの、私のコメントが下記ですので〜。

「この名鑑を眺めて気がつく事は、全議員が非常に若いと云う事。現在 最長老の兵庫一区 原健三郎は40歳。鹿児島の二階堂進は38歳である。現在の二世議員の親も若く、小沢一郎の親 小沢佐重喜は49歳。
又、東大卒の議員が少ないのも目立っている。
(以下略)」

「戦後間もなくの世論調査では、天皇制を支持する者約70%、圧倒的な数値であった。
又 政治に要望する第一の条件は、食糧問題。従ってこの時の選挙は この二点に集約されていた。天皇制に明確に反対したのは、日本共産党のみ、社会党は態度不明、あとの自民党、進歩党、その他は天皇制支持である。
食糧問題については、どの党も似たような主張で、違いは、はっきりしない。
 それにしても、改めて当時の公報をくわしく読んでみると、とても これが日本とは思えず、どこか外国の、未開の王国の選挙公報のように見える。

別途のコメントが以下。
「日本自由党、〇〇先生は、当時「〇〇先生」と呼ばれていて山形では名の売れた政治家であった。

ただ その〇〇先生は何を云っているのか、云っている事が はっきり判らない-----------そんな評判を聞いた事があったので、〇〇年後の今日、改めてその公報を読んでみると、成る程判らないと云う意味が、わかるような気がする。

 天皇制を情緒的な立場から支持する反面、国営企業やら、土地解放やらと叫んでいるので「保守」「革新」のイメージが、どこにあるのか不明確になっている。
然し、これは〇〇先生のみならず、全般的に意味不明の箇所が多く、いささか低レベルの公報になっているように思える。
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以上、平成7年での私のコメントからでした。

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