賞状

小学校五年生の時に頂いた賞状（卒業証書ではない）でしょうが、書いてあるように「優等賞」ではなく「賞状」ですから、単に、よくやった、との サービスに頂いたもののようですね。
それはそれ、サービスはよいとして、ライターとの比較で 判る通り、当時の ひらひらの薄っぺらな紙質と、その小さいサイズに驚きますよ。

昭和二十年三月、となると、戦争の動向も大きく傾き、我が方が 敗北を重ね続けていた頃だったでしょう。従って、戦時中だけに物資不足は このへんにも見られる結構な見本のようです。（因に、終戦は、５ケ月後、昭和二十年八月。）

なお、その当時の校長先生は 御覧の通り、からす、うさぎ、沼、と続く「烏兎沼（うとぬま）校長先生、でしたね。珍しい お名前のようでした。