2012年5月28日月曜日

「国体護持」


 大平洋戦争の折り返し点とも目されたアッツ キスカ島での日本軍玉砕の写真。
 この時の敗北以来、勝ち運に乗って アジアを席巻した大日本帝国軍は、雪崩の如く崩れ落ちていった〜これこそが大東亜戦争の顛末でした。

 以来、急速に和平への道が問われ、それを論じる様々の論が出たのでしょうね。
 ともあれ、その根底にあったのは、国民の苦渋よりも何よりも優先されたのが、以下の「国体護持論」だったとの事〜。

国体護持 †天皇制の核心である天皇の地位・権威・権能を保全すること。
• 太平洋戦争末期,連合国との講和を模索する重臣・宮中側近勢力は,国体護持を条件に戦争終結をめざした
• 国体護持の異なる理念グループ
• 昭和天皇の地位の安泰を最優先にするグループ
• 天皇の退位を求めても天皇制の保全を図るべきだとする近衛文麿らのグループ
• しかし,天皇の権威が失墜しないうちに<聖断>により戦争を終結し,天皇とそれに連なる国家権力の主要部分を温存しようとする議論では共通する。




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