2014年2月2日日曜日

ガス燈


「博覧会のガス灯」小林清親 画  明治10年 とあります。

思えば、それまでの日本の絵画と云ったら このような洋画はなく「日本画 」だけであったような気もしますね。

加えて、薄 明るいランプだけが燈火として使用されていた時代でもあったでしょう。
そこに、新しいガス灯〜 となれば、全く新しい あの時代だからこそ、この繪を生む事が根拠が出来たたのだとも思えますよ。

もう 将軍様が君臨する 江戸の時代ではない、天皇様 が治める明治の夜明けが始まったのだ------と〜この意欲も強かったとも思いますね。

その時代を示すが如く、ガス灯が選んだのは光りに依る「菊の御紋章」だったようで〜。

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