2012年6月16日土曜日

ケルンの大聖堂



 ヨーロッパで良く見かける建物に、キリスト教の大聖堂があります。いろんな大聖堂がありますが、ドイツにあるケルンの大聖堂も その代表的な聖堂かと思いますね。


 たまたまケルンに何度か行った事があるという理由からですが、大聖堂と云えばケルンを思い出す程〜。


 それにしても、もうムカシ々になりますが、ある日曜日、大勢さんに紛れて一度だけ中に入った事があります。
 入り口を入ったあたりのテーブルの上に数十本の蝋燭が点されて眩いばかりに明るくて、更に、やや上から入り込んでくるステンドガラスの原色の色彩が強烈だった事など、など〜。
 然し、その外はほぼ真っ暗で何も見えなかった事----と、それらの記憶が残っていますね。

 ケルンの大聖堂は創建以来六百年程立ちながら、未だ完成の域に達せず、更に、今後数百年の年月を要して完成を迎えるだろうと云われていました。
 但し、このハナシに似た例は他の聖堂にもいくらでもあったような気がしますが・・・・この種のハナシはケルンだけではないようで〜------。
 まあ〜そう云っておかないと有難味に影響を来すのでしょうか?。

 西欧の建物を見て、何故あちらの建物には「尖塔」の建物が多いのか、それが気になる時があります。
 このケルンの寺院もそうでしょう。中にはもっと細く空に向かって思い切って長く突き出たような記念塔やら、意味も分からないように尖った建物もお目にかかりますね。
 それらの特徴は西欧の民族性によるもの、と決めつけられるのでしょうが、彼等の生存環境のせいも多分にあると思うのですよ。
 例えば、寒い国が多いので樹木は概ね針葉樹で、いずれも空に突き出るように真直ぐ伸びていく種類が大部分です。

 松や桜のように寝添っべてどちらかと云うと横に長い樹木の多い日本とはかなり違っていますよ。
 --------- そんな事も原因の一つなのかも知れませんネ・・・。

 更に、尖塔が多い事は、何ごとも空へ向かう気持を伴う筈で、それは、どこかで「昇天」に繋がっていると考えるのではありませんか------それもありますよね。

 そして又その更なる先には「天国」が在る・・・・と、これも的を得た考えでしょう〜。
 これは場所を特定しない日本の「極楽」の概念とはやはり違うと思いました------。
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※以上、私のHPから。

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