2010年6月18日金曜日

鉄腕アトム


「鉄腕アトム」の像が、私の住む新座市の 新座市駅 前に建っている、-------加えて 高田馬場駅前にも---------となっていて、いずれにしても両駅共、馴染みの深い駅だけに、その駅々に行った際、何度か駅前を見渡したのですが、ついぞ目にした事はありませんでした。
 私の注意度不足もあったにせよ、いささか その作品自体が “ 忘却の彼方 ” へと押しやられてしまっているせいかとも思いましたが。

 因に、当時 その頃の年齢だった私の長男が、そのアニメを喜んで見ていたかとなると、いささか違っているような記憶も残っているのですが------------その理由は簡単、それは、アトムは常に優等生的な存在で、悪党ではなかった、と、そこに根拠があったようでした。面白いのは常にドロドロした 悪党の方であって、優等生は場違いな存在、そこに面白さが欠落していた、とは今でも その息子の言い分になっていますね。

 とにかくタメになる作品となるとテレビであれ映画であれ本であれ、通常のガキ共は、共通して敬遠する習性を持ち合わせていた ホントの意味での利口な存在だったのです。

 アトムは いかにも模範生!、となると、模範生ではなかった息子達の共感を得る存在ではなかったのでしょう。
 思うに、そのアトムの評判は、うるさい小母さん達が蟄居しているPTAあたりの評価に依るものだったのではありませんでしたか?。

 以上、“ 僻み根性 ” をウラに秘めての一説でした。

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