2011年12月24日土曜日

最澄と空海

最澄と空海--------切り抜き帳から。

 
 ( 左下 頁の最後の黄色い箇所)

  「比叡」への道-------瀬戸内寂聴
 〜 泰範は最澄の最愛の弟子だったが、この頃から、なぜか最澄の寵愛を迷惑がっていた。二人の仲にはエロス的愛を認めたがるむきもあるが、残されている最澄の手紙は、まさしく恋文で、そうとられても仕方がない。
 最澄と空海の決定的離反のかげに泰範の存在があったのは、これも歴史が証明する。空海が泰範の代筆をして、こっぴどく最澄に反逆したのだ。泰範は恩義あるある最澄を見捨て、空海に乗り換えた。いいかえれば、空海は最澄から泰範を奪ったということになる。
 最澄は空海と絶交せざるを得なかった〜。
  文=瀬戸内寂聴。
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 あの時代、このような揉め事?があったとは俄に信じ難いにせよ、エロスとなれば 時代を超えて現代に至るまで形を変え延々と、水面下であれ、どこであれ、出ては消え、消えては出ているのが、人間の為せるワザ でしょう〜。
 それにしても、空海と最澄とのエロスの争い!?〜ですヨ!。
 瀬戸内寂聴も堂々たる筆運びで しっかと書いているわけですからね!。

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