2013年10月25日金曜日

あの頃の記憶から〜


 戦時中の記憶からですが、各家毎に、玄関脇には、万が一の空襲への対策として、一斗樽クラスの樽に水を常に一杯入れ、傍にバケツを置いておくこと。
当然ながら、それは空襲を受けた際の、消火用でしたね。

 山形の場合は幸にして それが役に立つ前に終戦となって、どこであれ、ここであれ、やれやれと思ったでしょう。

 ただ、戦時中は、その眼で いろいろと水の中を見ては面白がっていましたよ。
 まずは、蚊の幼虫がワンさと居て、次から次へと成虫になり飛び立ってしまう事。
そこに蛙を数匹入れておくと、蚊の方はピタリと居なくなること。

勿論、蛙には、それなりの昆虫を捕まえて来て餌にしてオタマジャクシを生んでやらないと干上がってしまうので、蚊とは別に結構な虫を捕まえて来ては餌として与えていましたが。

これは蜘蛛を捕まえて、ケツから糸を出させて グルグル巻き に したもの。
これがねえ〜出来上がって、そこにホッペタを当てがってみると、何とも云えないソフトな感じがしましてねエ〜。

この場合の糸の色は、なるべく派手な色の蜘蛛でないと迫力が乏しかったですね。
そこらの蜘蛛では、グレーっぽい白い糸が多かったような気がしてましたが、毒々しい蜘蛛に限ってキレイな糸を出したような記憶もありますが、当然ながら、詳しくは忘れました〜。

 戦時中は、碌なオモチャもないわけですから、すべては こちらで、何を、どのように工夫して 遊ぶか?〜それに関わっていましたよ--------。

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