2010年11月5日金曜日

六三型電車


 
 
63系電車の極限まで簡易化された戦時規格の構造は極めて安全性に欠けるものであった。新製早々に漏電で全焼する事故が相次いでいた中、1951年4月24日には京浜線(現・根岸線桜木町駅付近で、切断事故によって垂下していた架線に接触した63系電車が、短絡を直接の原因とする火災を起こし、可燃性が高くしかも旅客の脱出が困難という車体構造の欠陥によって、多数の焼死者を出す大惨事となった。この事故は桜木町事故と呼ばれ、国鉄戦後五大事故の一つとされている。「ロクサン形電車」の名は新聞等でも盛んに報道され、「欠陥電車」「粗悪電車」の代名詞として当時の大衆にも知れ渡ることになる[25]
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 この事故は最悪の事故として、その後も広く人口に膾炙しましたね。

  これは現在の山手線の電車。
  -------- 桜木町事件の頃の車両と比較すると、随分と進歩したものですなあ〜。

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