紙芝居

.　　　　　　昭和初期 昭和7年の 山形県中山町 での紙芝居の光景とあります。

　この年の9年後の昭和16年に戦争が勃発しました。但し、ここのような地方の寒村での光景には その間 殆ど変化はなかったと思われます。

　ここでも そうなら私の住む山形市ですら、爆撃も受けなかったし、その意味では、この町と大同小異だったでしょう。

　と云えば、一見、これら人々の生活は平穏無事のまま、戦争時代に突入して、そして又、これも そのまま無事に終わった と申し上げたくなりますが〜〜。

　ただ、なにせ山形部隊は、ガダルカナル戦、加えてインパール作戦 に大量に参加したとも聞きます。共々全滅を喰った悲惨なイクサでした。

　この写真に写っている子供達の中の男子で、やがて成人して、どの程度の人数かは判りませんが、相当数が二度とこの町には戻って来なかったのではありませんか？。

　中山町は、その後広域都市として何町村か合併して現在に至っているようでした。

　載せた上の一枚は現在の市役所との事。