2012年3月20日火曜日

「ああ硫黄島守備隊」

 戦争当時の5年生の時の国語学習帳から〜。

 
 あゝ壮烈硫黄島守備隊
 岩と暑さにとざされた硫黄島
 その硫黄の島で
 数十倍もの大敵を迎えて
 遂に玉と砕けた硫黄島守備隊
 一月余りの苦闘
 どんなにつらかったらう
 一度も増援補給を願わず
 遂に南海の華とちって行ったのだ
 残りの部下全員集めて
 ただ一度の死の突撃
 その後硫黄島電信所は
 呼べと永久に答へず

 あゝ壮烈硫黄の守備隊
 海行かば水漬く屍
 山行かば草むす屍
 大君のへにこそ死なめかへりみはせじ
 畜生!鬼米断じてゆるさぬぞ
 この仇はどうしてうたずにおくものか
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 註---見開きで、同じ詩を二度書いていましたね。

 
 当時のノートは、現在の大学ノートの半分の、粗末な紙ノートでした。

 
 裏表紙は時間割表。メガネは大きさ比較のため。

1 件のコメント:

  1. これは自作の詩ですので〜。
     何卒、お目こぼしの程を-----。

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