2013年3月1日金曜日

繪草紙−比叡山 15


左中のピンク部
延暦寺の寺院建築は すべてが すばらしい。
この点では高野山は比較にならない。
ただ、この四季講堂(元三大師堂)だけが、いわゆる「オテラ」というイメージで立っている。

右の上から下への赤線。
正面玄関のヒサシの部分が何故か 写真ごとに違っている。
かなりの時間をかけて この部分をカットしたに違いない。

中程の青いバック部。
横川のこのへんの森はすごい眺めである。
木々の幹の太さが まず目についた。その分 年代的にも かなり古い森だと判る。
関東地方では、見る事の出来ない景観かと思う。

その下の黄色い部分。
横川中堂から元三大師堂へ向かう山道。
途中に虚子の塔がある。
虚子は、この横川を こよなく愛し、出世作「風流せん法」を この地 一念寺で創作した、とある。
のち多くの門人により、その遺志を実現、氏の好きな椿も植樹されている、と云う。

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