2014年4月24日木曜日

すめらみくに


「すめら」とは「天皇陛下」を指す言葉でした。   
一方「すめらみくに」は「日本」を言い表す言葉〜。
 明治16年(1883年)3月28日『小学唱歌集 第二編』
 皇御国  加藤司書 里見義

一 皇(すめら)御国(みくに)の、武士(もののふ)は、
  いかなる事をか、つとむべき。
  ただ身に持てる、真心(まごころ)を、
  君と親とに、尽(つく)すまで。
      
二 皇御国の、男子(おのこ)らは、
  たわまず 折れぬ、心もて。
  世の生業(なりわい)を、つとめなし、
  くにと民とを、富(と)ますべし。
 
 (註;「すめらみくに」とは「大日本帝国」.「もののふ」とは「武士」のこと)
  ※ 大東亜戦争時代に歌われた歌で、教科書にも載った言葉でした。

それにしてもなア〜 すめらみくに  だの、すめろぎ  だのと、スルメのような言葉が、戦時中は よく使われていましたなア〜。
これって、子供ですら、風格には馴染まない語感である----と〜そう思うような感じだけでしたね。

然し、その言葉を聞いて有り難い有難い〜とアタマを下げて畏まった日本人がワンさといた時代だったのでしょう。


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