2010年8月5日木曜日

松根油 他


松根油(しょうこんゆ)は、マツの伐根(切り株)を乾溜することで得られる油状液体である。松根テレビン油と呼ばれることもある。太平洋戦争中の日本では航空ガソリンの原料としての利用が試みられ、戦時中の日本の窮乏ぶりを語る例としてしばしば取り上げられる。
松根油はよく樹液樹脂松やに)あるいはそれらからの抽出物と混同されるが、このうち樹液は木部を流れる水および師部を流れる糖などを含む水溶液であり関係ない。松根油はテレビン油の一種であり、上質なテレビン油は松やにを水蒸気蒸留して得るが、松根油はマツの伐根を直接乾溜して得られるものであり、採取した松やにから得るものではない。戦前は専門の松根油製造業者も存在し、塗料原料や選鉱剤などに利用されていた。昭和10年頃の生産量は6,000キロリットルほどであった。
 松根油(写真は松根油採集とあります)
 松の根っこから油を採る
 赤松、黒松の根から油が採れる。松根油といって戦時中には潤滑油、重油代用として使われた。オクタン価が高く、戦時中には航空燃料としても使われた
  以上 wikipediaより。

 松根油採取、 そのために、山に出向いて、松の根っこを掘り起こす・・・・やらされましたね。ただ、どの程度役に立つのか、子供ながら疑問に思っていました。それも、終戦と同時に どこかに纏めて捨てられたのか、その後の顛末については全く不明でした。

 戦後は、今度は、学校で、どこかの山に出向いて食料不足の解決の一端として、何か分けの判らぬ植物を大量に採った覚えもあります。

 もう一件、戦時中に供出を要請されて出した鉄やアルミのナベ・カマ類。これは終戦と同時に市役所の前に山に積まれたまま放置。
 新聞に その不始末について大きく出たので、数日後、キレイに片付けられていました。
 どこに捨てて来たのでしょうね。

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