寓話とは、人間化された動物・植物・無生物・自然の力などを登場させ道徳的な教訓を説明する簡潔な物語である。
但し、寓話は大義に基づくとは云え、必ずしもキレイ事だけに終始するものでもない。
その寓話詩の一例として、イグナツィ・クラシツキ『寓話とたとえ話』(1779)から「羊と狼」:
ポーランド語原詩[102]
日本語訳
Zawżdy znajdzie przyczynę, kto zdobyczy pragnie.
必要となればいつだって攻撃には大義が見付かるもの。
Dwóch wilków jedno w lesie nadybali jagnię;
うろつく2匹の狼が森で羊を追い詰めて
Już go mieli rozerwać; rzekło: "Jakim prawem?"
飛びかかろうとするところ。羊は問うた「一体なんの権利があって?」
"Smacznyś, słaby i w lesie!" — Zjedli niezabawem.
「お前は旨そうだし、弱いし、森にいたから。」――狼たち難なく羊を平らげた。
----------- wikipediaより。
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