2011年6月16日木曜日

パンドラの箱

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 パンドーラー古典ギリシア語Πανδώρα, Pandōrā)は、ギリシア神話に登場する女性で、神々によって作られ人類の災いとして地上に送り込まれた。人類最初の女性とされる。パン(Παν)は「全てのもの」、ドーラー(δώρα pl.>δῶρον)は「贈り物(ドーロン)」の複数形。長母音を省略してパンドラとも表記される。
 かつては、冥界の相を強く打ち出した地下に住む太女神だったとされる。
 ある日パンドーラーは好奇心に負けてを開いてしまう。すると、そこから様々な災い(エリスニュクスの子供たち、疫病悲嘆、欠乏、犯罪などなど)が飛び出した。しかし、「ελπις」(エルピス)のみは縁の下に残って出て行かず、パンドーラーはその箱を閉めてしまった。こうして世界には災厄が満ち人々は苦しむことになった。ヘーシオドスは、「かくてゼウスの御心からは逃れがたし」という晦渋な言葉をもってこの話を締めくくる。
 バブリウス『寓話』は、これとは違った物語を説く。パンドーラーは神々からの祝福が詰まった箱を与えられる。しかしエピメーテウスがこの箱を開けてしまう。祝福は飛び去ってしまったが、ただエルピスだけは残って「逃げてしまった良きものを我々に約束した」という。
 この神話から、「開けてはいけないもの」、「禍いをもたらすために触れてはいけないもの」を意味する慣用句として「パンドラの箱」という言葉が生まれた。
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 日本での「玉手箱」みたいなもので、このテの箱には 碌なモノがありませんね。
 違っているのは、ともあれ芸術の分野では、これをモチーフにした作品がアチラには結構多いのに反して、日本の玉手箱となると、誰もが描いていませんね。
 -------------どうしてなのかネ?。

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