2013年6月30日日曜日

超爆撃機「富嶽」



戦後 明らかになった日本軍の試作機の中で、異色なのは、この「富嶽」でした。
戦局を一気に挽回させるべく、アメリカ本土を直接爆撃するために考えられた超爆撃機ですよ。

「ゼロ戰」と「戦艦大和」がノスタルジックに心を捉えていると同じように、この「富嶽」に幻を描いて戦争を懐かしむ風潮は、現在ですら高年層の男性に確かにあるのではないですか。

ともあれ、満たされぬ その夢は、逆転シリーズと銘打って、フイクション小説に何度となく登場したものでした〜。
 それには富嶽に乗ってアメリカ、タコマにあるB-29製造工場を爆滅すると云う架空の物語が多いのもムベなるかな、と云うべきなのかも。

バカみたいなハナシであるが、本屋の店頭には、この種の本が、まあ〜最近に至るまで?並べられていたのを思うと、幻の物語に酔いしれた者が結構多かった、と云う事になる
のかもね。


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