2015年5月16日土曜日

巌 頭 之 感


巌 頭 之 感
悠々たる哉天壤、遼々たる哉古今、五尺の小躯を以て此大をはからむとす。
ホレーショの哲學竟に何等のオーソリチィーを價するものぞ。
萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く、「不可解」。
我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。

始めて知る、大なる悲觀は
大なる樂觀に一致するを。

---------------------------------------------------------------------

これが あれこれ云われたのは、戦争も最後の頃になって出て来た 特攻隊 だったと思われますが。
但し、どんな論法が称えられたのかは、当時 小学校の生徒であった私には理解の枠を超えていました〜。

現代の青年達は、特攻隊は別にして、この御方の死については、いかなる所見が出されるものでしょうかね。

--------- それを知りたい気もするのですが〜。

0 件のコメント:

コメントを投稿