2011年8月23日火曜日

海野十三「火星兵団」

 
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 我々の住むこの宇宙には、大体100年に一度くらい 地球と同じ様な文明が生まれていて、その結果、現在時点で、文明を持つ星は数十万個あると、どこかで読んだ記憶があります。
 とすると、いずれは別途宇宙人と交信交流?が出来る日もやって来るのかも知れませんね。
 ただ、可能なのは交信迄で、実際に お目にかかれるかとなると、そこ迄の距離やら、温度、空気の有無、気圧 etc----これらが複雑に絡むとも思えるので、交流が可能かは別問題になるのかも知れませんが。

 それとは別ですが、子供時代に読んだ「火星兵団」なる子供向けの本、作は 海野十三、この本、面白かったですなあ〜〜。
(別途、ここのHPに載せてあります。以下は、それからの写しですが)

火星兵団
 海野十三 作「火星兵団」は 最初は「少国民新聞」に連載されました。調べたら昭和14年。私が小学校に就学したのが昭和15年です。
 ともかく 我が家では、その新聞をとっていたので、たどたどしく毎日読んだの覚えているのですよ。
 不思議な物語でしたなあ~~。
 以後、成年に至る迄 単行本が何度か出たので、 その都度読んで感激を新たにしてましたね。従って、ストーリーは何となしに今でも覚えている次第。
 私の天文への入り口は、この本があったせい、と、そう今でも思いますよ。勿論 今に至って読めばバカバカしいハナシですが。
       

 絵は気圧の違う火星からやって来た火星人が使用していた人間スタイルのカプセルです。火星人は このカプセルに入り、外側には人間の洋服を纏って 人攫い(さらい)するため うろうろしていたのですよ。
        

 その場に居合わせた冒険好きの子供達が 石を投げ付けながら追いつめると、石が当たったカプセルの首が曲がったまま走り出し、最後は そのカプセルが破損して、一瞬シュルシュルと音がして、中からスルメになったように押しつぶされた火星人が死んで飛び出して来た、とかの気持ちワルイ光景などもありましたね。気圧が違うと、そうなるもんか と納得しましたね。
 
 
 最後は人間が火星までに行くハナシですから、初歩的な宇宙旅行の問題点などは、そのハナシの中に すべて盛り込まれていました。

         

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