2011年8月20日土曜日

昔の新聞の文字

 
 これは前にも載せた終戦の日の新聞からですが、これで気になったのは、この見出しが読めて、なおかつ見ないで、正しく書ける人間は、当時の日本にどれだけ居るのか、そんな疑問がありましたよ。
 切り抜いた私自身は、本文を含めて、なんとか半分くらいは読めるにしても、見ないでは書けないと当然ながらそう思ってたものでした----なにせ小学生でしたからネ-------。

 それにしても、改めて思うのですが、当時の漢字は、ホントに読めるだけでも よし とするほかない、とは思っていましたよ。
 加えて、その意味は空想する?だけでしたなあ〜。
 (但し、字ヅラ から何とか、その漢字の意味は汲み取れていたような感じは持っていましたが。それは多分、当時の日本人の大半がそうだったと思いますね。)

 因に、山形県の片田舎生まれの私の母親は、生涯を通して、全くの文字オンチでした。考えてみれば、明治生まれの母親の時代は学校制度そのものが無かったわけでしたから〜。
 従って、周囲の我が家の周囲のカミさん達も、いずれもが同じでした。

 因に、父親の方は県庁の役人だったので、独学によって名筆名文?の域に達していたようでしたが。

 ---------そんな事で、改めて、載せた新聞の見出しの漢字の読み、正しい意味、加えて書けなくとも、現代人にとって何等の恥にもなりません。どうぞご安心下さいませ。

0 件のコメント:

コメントを投稿