2010年8月1日日曜日

ゾウリムシ


 中学校時代、私が古道具屋で手に入れた顕微鏡は文字通りの玩具の顕微鏡で、残念ながら載せた写真のようなレボルバー式ではなく、100倍の単倍式、まあ〜単なる煙突式のような冴えないタイプでしたね。
 更に、ラックピニオン式の上下微動装置もなく、手加減でピントを合わせる至って原始的なシロモノでした。
 加えて、その100倍の倍率も目見当では半分くらいの、まあ〜50倍前後だったような気もしましたが?。

 但し、その低倍率が俄然効力を発揮して、殆どの検視体が “ 眼視そのままの延長線上 ” で捉えられた感じを今に至るも持ち続けていると云う奇跡的効果を発揮してくれたのですよ!!。


 その最たる検視体は、花瓶の中の、腐ったような?水などに うようよと棲息している、まあ〜最もありふれた単細胞生物「ぞうりむし」でした。

 顕微鏡で覗いていると、その 「ぞうりむし」 の中に、確かに載せた写真のように、くびれた奴がいたので、その一匹を、飽きる事なく追跡していると、やがてプツンと切れて、その一匹が紛れも無く2匹に分離---------
 世紀の一瞬??!!--------でしたね。

 そんな現実を目にすると、まあ〜まあ〜人生観が変わるもの!!??ですよ。

 細胞分裂は生体の基本ですからね。
 ----------- 大きなため息をつきましたなあ〜〜。

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