2012年7月28日土曜日

藤村操


悠々たる哉天壤、
遼々たる哉古今、
五尺の小躯を以て此大をはからむとす、
ホレーショの哲學竟(つい)に何等のオーソリチィーを價するものぞ、
萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」。
我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、
胸中何等の不安あるなし。
始めて知る、
大いなる悲觀は大いなる樂觀に一致するを。

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ここでの「オーソリチイー」これが気に入りませんでしたね。
これは「オーソリテイ」と書いて下さらんとねえ〜。


ともあれ、藤村操がこれを詠んで華厳の滝に飛び込んだのは有名な話〜で、その時の彼は 学生服スタイルではなく、確か カスリ の着物姿であった、と子供の頃からの記憶があるのですが、検索からは出て来ませんなア〜--。


 どうでもよい事ながら、記憶されている方おられませんか〜。

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