2014年3月12日水曜日

蔵王に墜落したB29

以下、私のコメント。

蔵王に落ちたB−29の残骸を集めて展示会が開かれたのは、日付から判断して、昭和二十年四月の始め頃かと思われる。会場は第四小学校の体操場であった。学校で連れて行ったものである。

今でも しっかりと覚えているのは、体操場入り口の大きな銀杏の木に立てかけられていた主翼内に収まっているガソリンタンクであった。表面がアスフアルト状の、黒いザラザラで塗られた巨大なタンクに息を呑む程驚かされてしまった。又、散在している残骸の中にあった東北地方の地図の、主要な都市についていた赤丸印、都市名はローマ字で読めなかったが、位置からして山形市にも、ちゃんと赤丸がついているのを見て恐怖に襲われたのも覚えている。

その他、プロペラ(直径4メートル)車輪、破損したエンジンの部品らいしきもの。更に窓ガラス用の、厚さ5センチくらいありそうな割れない有機ガラスの断片、そんなもの。
但し、記事に出ているゴムボート、化粧品、指輪、等は記憶にない。

〜ともあれ、 B29の大きさに、改めてビックリして帰って来たものであった〜。

--------- 以上。

この時の B29は、飛行コースの間違いで低空飛行で進路を飛んだために、蔵王に衝突したと思われていましたね。
多分、それが正解だったでしょう。

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