2011年8月3日水曜日

「灼熱の氷惑星」

 
 
 その昔「灼熱の氷惑星」なる本が出ましてね。大ベストセラーになったのですよ。思い出しますなあ~~。

 下記がその本について とある検索からの文面。参考まで。
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 -灼熱の氷惑星-   

 書斎の本棚を整理していた時に、埃をかぶった一冊の本を見つけた。
「灼熱の氷惑星」と言う本で、1975.3.14に¥900で求めたものだ。体裁は221ページのA5版で、
著者は 財団法人 「電力中央研究所」 経済研究所理事待遇 高橋研究室長(当時)の高橋 実氏である。

 新聞の新書欄に紹介された推薦の言葉を見て面白そうだったので、本屋を探しまわってやっとの思いで、
手に入れた事を思い出した。
 
 読んで見ると、人類震撼のノンフィクションと言えば良いのか、はたまた、壮大なSFと言うべきなのか?
これは読者が個々の感性で受止めれば良い事なのだが、何とも巧みに組み立てられた理論の体系に圧倒されて、
地球史上未だ解き明かされいない謎に、一歩迫れたような気がして、ハッピーな気分を味わった事を記憶している。
 一杯呑む席では、恰も持論のように、得意満面でレクチャーした事を思い出す。若かったし、
友人達も意気軒昂な輩が多かったので、随分議論が弾み、言い負かされるのが厭なので、
関連の書籍を読み漁ったものだ。

 さて本論であるが、著者は、「地球の水は多すぎる」と言う発想から、その”水の故郷”たずねて、
果てしない宇宙の時間と空間をさまよい、ついに「地球の水は元々地球に有ったのではなく、
地球の近傍を通過した巨大な天体から、地球に移ってきた」という禁断の仮説に辿りつく事になる。
  
 天文学、地学、地球物理学、流体力学・・・などなどの、多くの専門分野にわたって、
おどろくほど精密に組み立てられた仮説の体系は、素人が読んでも理解しやすく、
面白くて一気に読んでしまった事を懐かしく思い出す。その後も思い出しては何度か読み直した。
私自身、この本に接した事をきっかけにして、宇宙・天体に関心を持つようになって行く。
その後も宇宙と人類のかかわりが知りたくて、色々な本を読んだが、今回はそんな本の中から、
面白そうな所を紹介して見たい。
 
「灼熱の氷惑星」は、初版本が出版されてから四半世紀にもなるので、現時点で容易に入手出来るかどうか、
甚だ疑問であるが、ぜひ一読される事をお薦めする。
 
  -------以下 略

 前にも載せた事あったかな?〜〜忘れました。

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