2010年7月11日日曜日

トラ大臣

 泉山三六氏
1947年に帝銀を退職し、同年の第23回衆議院議員総選挙において日本自由党公認で旧山形2区から立候補し、初当選。1948年10月、当選1回ながら第2次吉田内閣大蔵大臣に抜擢される(この人事については池田成彬推薦説と広川弘禅推薦説がある)が、12月13日衆議院予算委員会に泥酔状態で出席したことが問題となる。さらに、議員食堂前の廊下で山下春江議員に抱きついてキスを迫り、山下議員が抵抗すると顎に噛み付くなどの不祥事(国会キス事件)が発覚。野党が一斉に反発し、審議を拒否したことから翌14日に引責辞任すると共に議員辞職した。この事件を重く見た衆議院では、12月22日に議員は酒気帯び登院を厳禁とする国会決議議場内粛正に関する決議」が全会一致で可決されている。
 しかし、この一件で「大トラ大臣」として知名度が向上した事が功を奏してか、かえって一般人気は高まったと見え、1950年第2回参議院議員通常選挙では全国区から立候補し、得票数第7位で当選。以後、参議院議員を2期12年務めた。
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 これは私の中学時代だったでしょうか。山形県選出の代議士で、大蔵大臣に迄出世したわけですから、山形でも大変な人気でした。
 それが まあ〜情けない退陣で、あれこれと連日のように地元新聞を賑わしていたように記憶しています。
 最近のハナシ、この大臣の時も、何かと泉山大臣と比較された記事が目につきましたね。

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