日本版は1946年6月に創刊され、1986年2月まで発行されていた。誌名は『リーダーズ ダイジェスト』だが、「リーダイ」の略称で親しまれた。当初はほとんど全体がアメリカ版の翻訳だったが、1970年代中頃から日本語版オリジナルの記事が3割ほどになっていた。通信販売の広告が非常に多い雑誌でもあった。 (以下略)
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戦後の日本文化となれば、この雑誌を抜いては論じられないかも知れませんね。それ程に圧倒的な比重を占めた雑誌でした。
頃は私の中学時代、クラスの一人が、おもむろに机の中から この本を出して “ 俺は今この本を読んでいるんだ ” とポツリと洩らした時、その彼は途方もなく眩しく見えましたよ。
加えて、先生が申したハナシでは、本屋に行ってもなかなか手に入らず、夜中近くに本屋の自宅を訪ねて三拝九拝して、やっとこさ売って頂いた-------とか、とか-------そうなると、もう “ 神話の世界 “ でしたね。
結局のところ、それが本屋の店頭に溢れるようになった頃は、もう誰もが見向きもしない本に成り果てていたようでしたが???--------------。
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