2011年2月1日火曜日

テンペスト

 
 ベートーベンのピアノソナタとなれば「テンペスト」、これが私にとっての一等賞ではないかな。
 ひと頃、毎日々、気違いじみたように聞きっ放しの時期がありました。下記の注釈にも書いてありますが、ここでの三楽章、それが何ともはや魔法のように惹き付けましたね。

 
 テンペスト(tempest)は英語で嵐の意味。
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲のピアノ・ソナタ第17番ニ短調作品31-2は、一般に『テンペスト』の名で知られ、ベートーヴェンのピアノソナタのなかでは比較的有名な部類に属する。特に第3楽章が有名であり単独で演奏される機会も多い。この第3楽章は、ごく短い動機が楽章全体を支配しているという点で、後の交響曲第5番にもつながる実験的な試みのひとつとして考えられている。また、3つの楽章のいずれもがソナタ形式で作曲されている点もこの作品のユニークな点として知られている。
 『テンペスト』という通称は、弟子のアントン・シンドラーがこの曲とピアノ・ソナタ第23番の解釈について尋ねたとき、ベートーヴェンが「シェイクスピアの『テンペスト』を読め」と言ったとされることに由来している。

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