2013年9月10日火曜日

玄関の履物


いつであれ、こんな所に目がいく事は滅多にないのですが、チラと見て、いろんな履物が並んでいるのは、まあ〜当然だとして、当然でないものに はた〜 と気がつきましたね。

草履はさておいて、ここには  なんと下駄 〜が無い事でした。

 昔々の我が家の玄関には、多分 全員分の下駄が並んでいた筈です。それも年代によって形は 様々で、兄貴が履いていた デカンショを筆頭に、母親の 畳表を敷いたような婦人用下駄に至る迄、いろんなのが出揃っていましたよ。

 勿論、どちらが どうの と云う事ではなくして、たかが玄関の下駄と云っても、思えば、それには それなりの歴史がギッシリと詰まって、そして、やがて消えて行くのだろうなア〜と、一種表現し難い 人間の一生を垣間見たような気持ちになった次第でありました。

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