終戦直後の国史の勉強
この詩文が、何度となく出て来ましたね。
<大八洲>
この国を 神生みたまひ、
この国を 神しろしめし、
この国を 神まもります。
島々 かず多ければ、
大いなる 島八つあれば、
国の名は 大八洲国。
巌として 東海にあり。
日の出づる 国にしあれば、
日の本と ほめたたへたり。
島なれば 山うるはしく、
島なれば 海めぐらせり、
山の幸 海幸多く。
海原に 敷島の国、
青山に こもる大和、
春秋の ながめつきせず。
大神(おおみかみ) 授けたまひし、
稲の穂の そよぐかぎりは、
あし原の 中つ国なり。
黒潮の たぎるただなか、
大船の 通ひもしげく、
浦安の 国ぞこの国。
浦安の 安らかにして、
天地と きはみはあらず、
細戈 千足(くはしほこ ちたる)の国は。
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講堂での授業が終わる頃に巷に溢れた言葉・・・それは聞きなれない言葉でしたが
「これからは“ミンシーシギ(民主主義)”の世の中になるのであります!。」とある先生が声高に叫んだ時代、
そんな「この国を 神生みたまひ」とは場違いな これまで聞いた事のない「ミンシーシギ」の世界が
サ~~ツとやって来た時代、確かに そうでした・・・。
重ねて申し上げますが、つまるところ、せっかく教わった<大八洲>の話は、どこか過去の世界にでしょうか、
アッと云う間に ものの見事に 吹っ飛んで行ってしまいました・・・。
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